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観劇や映画などの感想を中心として記録的に
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2013下半期舞台の感想~「かもめ」シスカンパニー

かもめ~1

舞台の感想を9月の「盲導犬」以降書かないままに来たので、一年の振り返りの意味をこめて簡単に書いていこうと思う。

9月後半にシスカンパニーの「かもめ」観劇。
とにかく、豪華メンバー!!!ってことで、客席さえも豪華だった。あんな豪華なのははじめてかも。
おまけにシスカンパニーの先行が思いのほかいい席で、とにかく環境に恵まれた観劇だった。

さて、演出はケラさん。脚本はかの高名な「チェーホフ」ってことで、お堅い話と思って構えて観てたが、
そこは芸達者な役者ぞろいで、飽きさせない演出だった。

簡単なあらすじを書くと、田舎に暮らすトレープレフ(生田斗真)とニーナ(蒼井優)というカップルがいる。
トレープレフは小説家を夢みて、日々ニーナを主役に演劇を上演している。
そこへトレープレフの母(大竹しのぶ)である、自由奔放な有名女優のアルカジーナが若い恋人トリゴーリン(野村萬斎)を連れて帰ってくる。
彼の芝居は二人に嘲笑され、彼は激怒し、芝居を中断しいなくなってしまう。
ニーナは女優としての名声に憧れ、戯曲作家として成功をおさめているトリゴーリンに惹かれていき、
彼も彼女の若さと情熱に惹かれていく。そして、トリゴーリンを追いかけ、村を出て行ってしまう。
年月は流れ、トレープレフは失恋の痛手を抱えながらも、作家として雑誌に載るようになった。
ニーナは結局トリゴーリンにも捨てられ、女優としての目も出ないでいた。
ある日、トレープレフのところに彼女があらわれる。
すっかり落ちぶれた風な彼女。村を出てからの生活、そして今の心境を語る。
自分は信じてるものがあるからつらくないという。耐え忍ぶことが大事だと。
しかし、トレープレフは何を信じたらいいかわからない、自分の使命もわからないと言う。
トレープレフから食事でもという申し出も断り、出て行ってしまう。
残されたトレープレフは自分の書いた原稿を破り捨て、自殺する。

トレープレフ達をめぐる村の人々も、キャラクターがきちんとあり、群像劇としてかなりひきこまれる作品だった。
前半は多少飽きる部分もあったが、後半は台詞のひとつひとつにも重みがあり、眠くならなかった。

ニーナは夢だけを見続けず、現実と向き合って生きていたことで、村の中にだけいたら知らなかったであろう喜びも苦しみもあったけれど、女優こそが自分の生きる道であり、だからつらい現実も受け止めて耐えることが出来ると最後トレープレフに言い放つのだ。
この成長ぶりをみて、プレートレフは愕然としたのだろう。
自分はこの何年か、何をしていたのだろうと。
で、死んじゃう。
もうちょっと早く気づけてればね。よかったよねーと思う。
女の強さ。男のもろさ。母のあざとさ。男の身勝手。とにかく、今にもつながる戯曲だなと思った。
長く世界中で上演されるのがわかる!

俳優さんたちの感想。
生田くんは、一度生で観たかった俳優さん。
この役は合ってたと思う。青い感じがうまく出てた。

蒼井優ちゃんは、前半の若さあふれる可愛い演技も良かったけど、後半は本当に素晴らしかった。
一人で語る部分は、ひとつの山を登りきった女性の強さが表せてた。これからどんどんすごくなるな。彼女。

大竹しのぶさんは、この役柄とかぶるような妖艶さ!!!

野村萬斎さんは、背も高く、姿勢も美しくハンサムだった~~~。発声はピカイチ。
紳士っぷり良かったです。

浅野和之氏のお医者様は、ちょっとお色気もありつつの素敵な役立ったなぁ~。

西尾まりさんは、演技がまっすぐですごく好きな女優さん。
切ない女心をうまく演じてたと思う。

ケラさんの演出は、特に作品の雰囲気をこわさずに作ったよな気がした。
チェーホフ4大戯曲を上演していくみたいなことも語ってたので、今後も観れたらよいなぁ。






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