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観劇や映画などの感想を中心として記録的に
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「THE BEE」

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去る5月2日、水天宮ピットという小さいホールで「THE BEE」のJapanese ver.観てきた。大雨の中、120人くらい入るホール?元は体育館なのか?とにかくいったん、受付を通ると、また外へ出なくてはならないようなところだった。なので、最初から面食らった感じ。

この舞台、もともと野田秀樹さんの脚本演出で、ロンドンで昨年上演。(もちろんイギリス人が出演)今年は世界何カ国かで上演されて、日本でも3月にEnglishバージョンが10日間くらい上演。で5月から、東京を皮切りに全国何ヶ所かで上演されてるお芝居だ(たぶん、現在もツアー中)。出演者は4人。彼らが複数の役をこなす。そして舞台も非常にシンプル。ほとんど美術なし、小道具もゴムやら、箸やら紙やら・・・・。代わりのものを使って、本物がのごとく使う。野田さんの舞台は初。客の年齢層が高いのと、そして男性が多いのに驚いた。 

80分あまりの舞台。非常にスピーディに進んでいく。

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年代は1960年代。野田さんの役どころは、普通のサラリーマン。彼の自宅に立てこもり犯が押し入り籠城することから事件は始まる。こともあろうに、今日は息子の誕生日だ。前半は笑える場面も多々あり、小道具使いの面白さや、刑事とのやりとりの軽快さにひきこまれた。

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しかし、その普通のサラリーマンが、今度は精神的に壊れていく。彼が同じことを繰り返す場面が、さらにまた狂気の世界をより色濃くさせ、観ている観客の心にじわじわと恐怖を感じさせていく。熊蜂の飛行というクラッシック音楽に歌詞をつけた歌が何度が流れるのだが、それがまたさらに恐ろしさを増すのだ。こんなにも後味の悪い舞台はそうそうない。人間の持つ残酷さ。誰もがみないようにしている部分を、まさに目の前にずばっと出されて、何ともいえない気持ちで舞台は終わった。

出演者の感想。
野田さんは、身体能力が非常に高くて、マトリックス的な動きもスムーズ。そして膨大な台詞もスムーズ。早口もなんのその。とにかく御見それしました!!!

宮沢りえちゃんは、脚が長い!美しい!!妖艶な犯人の奥さん役。だんだんと狂気の世界に無感覚になっていく姿をうまく演じてたと思う。

成志さんは姿が見えない裏での活躍が多かったけど、あの間を合わせたりとかするのは大変だったろうな。刑事役とかピッタリで、声も素敵だったなぁ。

近藤さんは舞踏家?でしたっけ。子供の役ってのが斬新だったけど、だんだんそう見えてくるのが不思議。所作が美しかった。

何度も観たいお芝居ではないけど、今まで観てきた舞台と全く違ってたので非常に新鮮だった。とにかくお見事!ENGLISHバージョンでは野田さんが女性役だったようで、そっちも観たかった。

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